osachi’s diary

MS 多発性硬化症が治る!? おJが受けるHSCTを隣で観察記録します。

膀胱炎がやって来た。Day+2

うーん、これって膀胱炎じゃない? ここの所ずーっと続いているおJの頻尿。夜中に何度も何度も起きなきゃいけない。眠れない。疲れがとれない。MS患者は膀胱炎になりやすいらしく、おJも残念ながら膀胱炎のおかげで何度も高熱を出して酷い目にあってきました。お、この強烈な刺激臭は覚えがあるぞ。どうもおかしいと思ってたけど、今朝は特別強いにおいだ。これは間違いないね。キモセラピーで体の中の良い物も悪い物も全部一掃したかと思ってたけど、そう都合良くはいかないんだな。熱は一応平熱。また40度なんて高熱だしたら私恐怖で心が縮まるよ。なんか薬もらえんかなあ。ひどくなる前に。

今朝はドクターがアパートへ血液検査の為血を抜きに来ました。それからもう一つ、ステムセルが活発に動く様になる為の注射をグサッと。お昼には結果が出ているので病院へ向います。もちろんマスク着用。ハンドジェルはハビエ号に装備されています。

さあ、血液検査の結果を教えて下さい!

おJは未だ白血球の減少はみられないそうです。と言うことで、まだNeutropeniaではないそうです。ふう。さてドクターに聞く事があるんじゃないの、おJ。例の膀胱炎の件についておたずねです。キモセラピーやらNeutropeniaでなんざんすが、何か薬を頂けませんか?これ以上薬を増やして体を痛めつけちゃだめですか?  「ああ、だったらアンチバイオティクスの薬を処方してあげるよ。」あっさり薬を処方してくれました。ドクターとの面談室を出たらメラニーさんが立っています。処方箋の紙をピラピラ持って歩いてたら、「薬がいるの? じゃあ、隣の薬局にオーダーしてあげるよ」ってあっという間に電話して薬局のおじさんがどこからともなく薬を持って現れました。仕事はやっ! メラニーさん、出来る女です。「ああ、隣のビルに行って薬買いに行かなきゃー、私一人で分かるかな〜」って思っていたので、本当に助かりました。ありがとう、メラニーさん。これで今晩は寝れるかも。薬よ、早く効果を表して下さいませ。

さて、アントニーさんとアンジェロさんも面談が終わったようです。では恒例の検査結果の比べっこです。ささ、どうでしたか?教えてください。アントニーさんもおJと同じく正常。がしかし!アンジェロさんは既にNeutropenia が始まったそうです。おっと、皆、突如自分のマスクが正しく装着されているかおもむろに確認します。だって、ヤダよね、自分から菌巻き散らかすの。帰りのバスでは皆ハンドジェルを手にスリスリ。

おJのNeutropeniaはいつ始まるんだろう、明日かな。ドキドキ。