osachi’s diary

MS 多発性硬化症が治る!? おJが受けるHSCTを隣で観察記録します。

キモセラピー 4回目、これで最後のキモセラピー。Day-1

朝9時です。キモセラピールームへ直行します。4回目、これが最後のキモです。

おJは今朝はとても調子が良く何故か立つのが楽だそうです。そう言われれば真っ直ぐ立ててる気がする。背が突然伸びたようです。アンジェロさんもアントニーさんも昨日の夜から意外と調子が良いそうです。おJは2回目のキモの時は嘔吐を繰り返し絶不調だったので、昨晩はかなり構えていたのですが。

隣のアフェレーシスルームではグループ4のステムセルの収穫が行われています。ドクターがステムセルについて説明している声が聞こえます。ケアラーは中に入れなかったので知りませんでしたが、アフェレーシスの間に患者とドクターの質疑応答が行われていたのですね。なーるほど。

キモルームで静かにしてましたが少々飽きてきました。病院の向こう側にショッピングモールがあるらしいので、お土産みたいなの売ってないかな、見に行ってこよっと。おJを置いて出てきました。病院を出たらハビエさんが同僚の仲間同士でくつろいでいました。「あれ、他の二人はどうしたの?」 「キモルームには居なかったよ。」「私はモールにチョックラ行ってくる。」「二人も一緒に行かなくて良いの?」「ちょっと見てくるだけだから良いよ一人で。多分」モールに入ると外から見るよりも中はとってもデカイ、デカイ! しかしイギリスにあるような店ばっかだな。うーん、何にも買いたい物ないかも、残念。出口が分からなくなる前に元来た道を戻りますか。

モールの外に出て見るとあちらから見覚えのある二人組が。デビーさんとジョーンさんです。「お店、イギリスにあるのとあんまり変わらないかも。メキシコっぽいのが買いたかったんだけど」「ああ、やっぱり、私もお土産っぽいのがあったら買いたいと思っておさちを追いかけて来たのよ。じゃあ、どうする?」 ふと見ると美味しそうな物を食べてる人達発見。3人とも顔を見合せ。答えは言わずとも分かりますとも。ささ、行きましょう! お店に入り席に通されましたがメニューが読めないのはいつも通りお約束です。何となく推測してスクランブルエッグにチュリゾらしき物をオーダしてみました。フルーツとジュースとコーヒー含むっと書いてある様です。メニューを指差し全部持ってきてね。ッと貪欲に頼みます。いやー、今日も美味かった。だんだんとオーダーするのもスマートにこなせる用になったんじゃない、私達。ふふふ。あははははは。なんか勘違いしてる様な気もしますが、まあいっか。満腹になったので時間的にも丁度良さそうだし、そろそろ病院へ戻る事にしました。途中でハビエさんに会いました。「やっぱり3人揃ってるのが良いね〜」あ、ども。ありがとうございます。

部屋に戻ると、おや?アンジェロさんがキモセラピー中に具合が悪くなってしまった様です。一応、彼のサンドイッチも買って帰ったんですけどね。デビーさんが心配して部屋に残る事になりました。じゃあ、アントニーさんとジョーンとおJと4人だけ中庭で食事にしましょう。食後、暫くくつろいでいましたが、終わりが近付いてきたので中に戻る様看護師様からお達しがありました。アンジェロさんの症状は至って普通だから薬で凌げばどうにか大丈夫だそうです。良かったね。皆心配してましたよ。

さあ、5時間の最後のセッションがどうにか終わりました。おJは今のところ大丈夫そうです。今晩も痛みなし、嘔吐なし、絶好調だと良いんだけどな。しかし、備えあれば憂いなし! バケツは用意しましたよ。いつでも来い!

もうすぐ新しいおJに生まれ変わります。